【amanamana】シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ(姿勢と持ち方・ヒッティング)
こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。
シンギングボウル入門講座の第三回目は、「シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ①」についてお伝えします。
シンギングボウルは鳴らすことだけがゴールではありませんが、まずはスムーズに音を出せるよう、手順とコツをマスターしていきましょう。
【姿勢と持ち方】
まず、椅子に腰掛けるか、床に座ります。背もたれや壁に寄りかかってもかまいませんが、あごを引いて背筋が伸びているようにしてください。
シンギングボウルは、利き手と逆の手を軽く開いて、その上に置きます。つかんだり、おおってしまうと響きづらいので、手のひらを閉じずに、軽く載せるようにしてください。
中サイズ以上などで重い場合、シンギングボウルを置いた手を、さらに膝の上などに置いていただいても結構です。
鋳造のシンギングボウルや小サイズの「おりん」では、全体が木でできたスティックを用いることがありますが、鍛造のシンギングボウルでは、木の上に半分~3分の1ほど、スウェード革や合成皮革が巻かれた専用スティックを用います。
スティックの持ち方は、手のひらを広げた上にスティックを載せたあと、中央部分を5本の指を使って軽く握るのがいいでしょう。
時々、鉛筆や筆の持ち方のように2本か3本の指だけを使う方もいらっしゃいますが、力が入りづらいのと、手首だけで回すクセがついてしまうと、手首を痛めたり、疲れやすいので、あまりおすすめしていません。
【ヒッティング】
シンギングボウルの鳴らし方のうち、今回は「ヒッティング」について説明します。
ヒッティングとは、スティックを用いて、シンギングボウルの縁をたたき、音を出すことです。シンギングボウルの縁から2センチくらいの場所を、空中で円を描くように、スティックで軽くたたきます。
コツとしては、力を入れすぎないことと、シンギングボウルの縁の角に当たらないようにすることです。
時々、割れたような音や不快な金属音が出てしまうことがありますが、これはスティックがシンギングボウルに当たる角度や強弱の差によるものです。
鍛造のシンギングボウルへのヒッティングでは、小さめの力でも深い響きが生まれますので、必要以上に強くたたく必要はありません。
持ち上げられる大きさのシンギングボウルの場合、胃のあたりまで持ち上げて行うとスムーズです。シンギングボウルを載せた左手は、軽く載せたままにしながら、たたく際に落ちないように注意してください。
さて、今日は、「シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ①」として、【姿勢と持ち方】【ヒッティング】についてお伝えしました。
入門講座で学んでいただく内容は、5段階に例えると1段階目にあたります。
さらに深めたり、レベルアップするためには、いくつかの型やテクニックがありますが、まずはこの基本ができるようになるのが第一歩です。ぜひ、がんばって続けてみてください。
次回は「シンギングボウルの基本的な鳴らし方とコツ②」について説明します。
本日もお読みいただきありがとうございました。
次回も引き続きよろしくお願いします。
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