【amanamana】シンギングボウルが鳴らない3つの原因と対策とは?
こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。
さて、シンギングボウル入門講座の第五回目は、「シンギングボウルが鳴らない3つの原因と対策」です。
今回は特にシンギングボウルを「奏でる」方法に絞って、前回のやり方でやってみたけれど思うように鳴らないという時の原因と対策について説明します。
前回うまくできたという方でも、復習とセルフチェックとしてお読みいただければ幸いです。
今回チェックしていただくポイントは次の3点です。
・シンギングボウルの持ち方
・スティックの持ち方
・体やこころの状態
それでは、早速説明していきましょう。
【シンギングボウルの持ち方】
最も多いのは、シンギングボウルを持つ手の指で、すっぽりとシンギングボウルを包み込んでしまっているというケースです。
こすったり、叩いたりすることで生じた振動が響きとなり、空間を伝わることで音として聞こえます。そのため、シンギングボウルを指で包んでしまうと、響きが止まってしまい、音も倍音も鳴りません。
落とさないように気をつけていただく必要はありますが、シンギングボウルは、手のひらの上に軽く載せるようにし、指でシンギングボウルをがっちりつかまないようにしてみてください。
【スティックの持ち方】
もうひとつ大切なポイント、スティックの持ち方と力の入れ方について見てみましょう。
<ヒッティング・奏でる場合共通の持ち方>
鍛造のシンギングボウルは、組織の密度が高いため、最初は振動させづらく、音が出るまでに、少し時間と力をかけて音を出す必要があります。
そのため、スティックを手先だけの力で回そうとしても、十分に圧力がかからず、鳴らないことが多いのです。手と腕、上半身全体の力をうまく使っていただき、無理なく自然に力が伝わるようにしてみましょう。
最初にしっかりと力をいれて押しつけるには、基本の持ち方を守り、持つ場所もスティックの上部・下部ではなく、中央部分が音を出しやすいようです。
<奏でる場合の持ち方>
また、シンギングボウルをこする場所は縁の部分、スティックはシンギングボウルに対して平行にしてこする方が、いい倍音が出やすいようです。接している面が多いことで、シンギングボウルが振動しやすくなるためです。
【体やこころの状態】
音が出しづらい3番めの理由として、体や心が固くなっていたり、余分な力が入りすぎていることが挙げられます。
たとえば、息を止めてしまっている、肩に力が入りすぎてガチガチになっている、などです。
そうした場合、いったんシンギングボウルとスティックを置いて、深呼吸したり、軽く肩を回してみたりしてみましょう。
また、鏡を見て、眉間にシワがよっていたりした場合、口角をあげてニコッと笑顔になってみるのもおすすめです。
ニワトリとたまごの関係のようで、どちらが先かはむずかしいのですが、シンギングボウルは、自分の内面の状態を映す鏡のようでもあります。
つまり、体の力が抜け、呼吸が整った状態でないと、いくら力を入れても、なかなかいい音が出ないこともあります。
逆に、体や心、呼吸が整ってくると、急にいい音が出始め、また、いい音が出ることによって、体や心、呼吸も整ってくることもあります。
シンギングボウルを奏でる前の準備として、深呼吸、ストレッチ、笑顔の3つを試してみてください。その意味では、ヨガ、ストレッチ、ウォーキングなどの後、入浴後などは、最もいいタイミングとも言えるでしょう。
さて、今日は、「シンギングボウルが鳴らない3つの原因と対策」として、【シンギングボウルの持ち方】【スティックの持ち方】【体やこころの状態】についてお伝えしました。
一部は昨日の内容と重なる部分もありましたが、自己流のクセがつくと、なかなか直すのも大変です。特に「奏でる」方法については、シンギングボウル・ヒーリングの基礎となる重要な内容のため、再度詳しくご説明しました。
あなたらしい、いい音を出すことができるよう、ぜひ試してみてください。
次回は「それでも鳴らない場合の2つの対策」として、本日のやり方でやってみたけれど、それでも鳴らないという時の対策について説明します。すでに鳴らせているという方にも、お役立ちの内容です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
次回も引き続きよろしくお願いします。
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