【amanamana】ヨガクラス、セッション、セラピーなどのティンシャを使った浄化方法

こんにちは。アマナマナ代表のクリハラミユキです。

今日は、プロのためのティンシャの使い方講座の第三回目として、「プロのための使い方と注意点①」の、ヨガクラス、セッション、セラピーなどの前に行う、ティンシャを使った浄化方法をお伝えします。

【ティンシャを使った浄化方法】

「浄化」とは、論理的な説明がむずかしいのですが、あえて言葉にするなら、あなたの目的や理想の状態を阻害する「ネガティブな要素を解消」し、「理想の環境をつくる」こととも言えるでしょう。

うまく言い表せないけれども、感覚的に良くないと感じること、モヤモヤ、よどみなどへの対策をさすことが多いようです。

具体的な浄化の方法としては、ヨガ、マインドフルネス、瞑想、各種セラピーなどを行う開始前、その場所の部屋の四隅で、できれば他の人がいないうちにティンシャを鳴らします。

ティンシャの鳴らし方としては、前回の「その1: ティンシャの両端を持ち、下向きに打ち合わせる」のがいいでしょう。左右両手で革紐を短く持ち、静かに左右からティンシャの両端を打ちます。清らかな音色が空間に響き渡っていくのを感じることができます。

この際、必ず部屋の窓やドアを開けておくことが重要です。

では、なぜ下向きにするのか、なぜ窓やドアを開けておくのかについて、法具としての観点から考えてみましょう。

【なぜティンシャを下向きにして窓やドアを開けておくのか】

ティンシャは、その澄んだ音によって、飢えた鬼とされる餓鬼を癒し、もとの世界に戻ってもらうことで場を浄化するとされています。

餓鬼とは、インドや仏教の世界観である輪廻思想の中の六道のひとつ「餓鬼道」に堕ちた亡者を指します。

餓鬼道は地下にあり、餓鬼は地面を這うとされているため、ティンシャは下に向けて使い、スムーズに出ていってもらうために窓を開けておく必要があります。

餓鬼を現代的に解釈すると、私たちの我欲を象徴的に表現したものとも言えます。

欲自体は生きる上で必要ですし、成長や変化のためのエネルギーですが、うまくバランスを取ることが重要です。

我欲が強すぎると、現実に満たされない渇望感が蓄積され、妬み、そねみ、イライラなどの元になってしまうからです。

ヨガ、マインドフルネス、瞑想、各種セラピーなどを行う際は、潜在意識とアクセスしやすい状態でもあり、通常より意識がコントロールしづらく、我欲=餓鬼を呼び寄せやすくもなります。

また、教えたりセラピーを行う側の人も、生徒さんやクライアントの我欲に日々接しているため、影響されないように継続的な浄化が必要なのです。

法具のティンシャは、こうした目的のために作られており、浄化に最適とされています。

次回は、「プロのための使い方と注意点②」として、クラス、セッション、セラピーなどでの使い方を説明します。

お読みいただきありがとうございました。

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